夜明けを待って
切なくなって、目を背ける。


会いたくなる。


優輝と、あのどうでもいいような言いあいがしたい。


『志音は垢抜けへんなあ』


あの声が、聞きたい。


浴室で頭から水をかぶった。


叶わない事を思っちゃいけない。


振り切らなきゃ、やってられなくて。
< 38 / 69 >

この作品をシェア

pagetop