俺様のカゴの中
夕方になり、アスカと待ち合わせの駅。



そういえば花井君も駅前って言ってっ…。



なんで…いるの?



「おせぇ」

「違うっ!!来ないつもりだったの…」

「どんだけ待ったと思ってんだよ。4時間も待ったの初めてだぞ」

「あたし…ごめんなさい。あなたとは遊びに行ったりできません…」

「ふざけんな。こんなに待たせたんだから今から付き合え」



強引過ぎるから!!



雷さん以上じゃない!?



ギュッと手を握られ、引っ張られながら歩き出した。



「お願いっ!!離して!!」

「ヤダ。絶対…ヤダ…」

「どうして…あたしなの…?」

「イジメに負けないでいつの間にか仲良くなってたり…。お前カッコイイから」

「だけどあたし…好きな人がいる…。つ、付き合ってるし」

「奪うから関係ねぇもん」



そう言ってニカッと笑った…。



あたし…どうしたらいいの?



「ごめん、帰りたい…」

「カラオケ行くぞ」



アスカ、あたしはどうやら拉致されます。



雷さん、緊急事態だよぉ!!



< 449 / 620 >

この作品をシェア

pagetop