Dear俺様教師【完】





「せ、先生??////」


「お前の教師でなくなったとしても、俺はお前の味方だ。」


「先生・・・///」




先生の吐息が、首元にかかる




「別に、俺が必ずしも教師でなければいけない理由なんてないしな。俺が教師を辞めたら、「菅野蓮」っていう一人の男として、お前の味方でいればいい。ただそれだけの事だ・・」


「・・・・先生」




そうだよね。


先生が教師を辞めても、先生との縁が切れるわけじゃないんだし・・。


先生が私の味方で居てくれる以上、私は生きていける。


そしてまた私も、先生の味方でずっと居たい。




だけど、せっかく教師になった先生の夢を、簡単に壊したくないと思ったのも、事実だった。








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