Dear俺様教師【完】
-蓮 side-
実来が、俺の教師の立場を心配した。
素直にうれしかった。
だけど、俺が実来に対する想いってのはそれ以上で、教師の夢を壊されたって、俺が実来の味方でいればいいんだ。
俺は実来を裏切らない。
俺は、実来だけを愛し続ける。
宍戸・・何を仕出かすかなんてわかんねーが・・
この俺を敵にまわしたって、何もくずれやしないさ。
まだまだガキのお前にはな。
「先生・・//そろそろ離してください」
「ダメだ。お前、昨日俺を拒否ったからな」
「うっ・・まだその事を・・・もう!!何でこんな事ばっかりするんですか??//急に・・その・・抱きしめられると・・び、ビックリするじゃないですかぁ・・//」
「・・・・・内緒だ。バーカ」
「ばっバカって!!///」
別に「お前が好きだから」なんて言ってもいいんだが・・
たぶんこいつ、信じそうにないからな。
なら、積極的にアピールでもして、気づいてもおうじゃねーか。
「先生・・・笑ってません??なんか不気味ですよ」
「笑ってねーよ。バーカ」
「またバカって言いましたね!!///」
「うるせー静かにしろ。抱き心地が悪くなる」
「なっ/////もう!!」