Dear俺様教師【完】





「さてと・・・」



先生が、急に立ち上がった。




「先生??どうしたんですか??」


「いや、爽の親父さんにもきちんと挨拶はしなきゃな。実来、さっそく爽に勉強を教えてもらえ」


「え?!今ですか?!」


「ああ。心配すんな・・爽はこう見えて、大学生だぞ??」


「は?!だ、大学?!だって・・年は私と同じって・・・」


「飛び級なんだ・・僕。」


「と、飛び級・・・」


「だから、勉強はバッチリだぞ??」


「そうじゃなくて、先生は一緒に居ないんですか??」


「俺は・・・英語教師だからな??英語以外興味はない」


「そんなぁぁ(涙)」


「じゃーな。実来・・くれぐれも、爽先生の迷惑にならないようにな」




そう言って先生は、別荘を後にした。



もう!!最悪・・・。


だけど、爽君優しそうだし・・


大丈夫だよね・・・すぐ仲良くなれるよね??




「じゃ、僕の部屋に行こうか??」


「う、うん・・・」




私は、爽君の部屋に案内された。








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