Dear俺様教師【完】





「うわぁ・・広い・・」



部屋の真ん中にはグランドピアノがあって、とてもシンプルな部屋。




「爽君って、ピアノも弾けるんだぁ・・すごいね」


「まぁね・・僕は、何でも出来るから」



ん??何か今の発言おかしくなかった??



「さ、さっそく始めようか??」



だけど、そこには変わらない笑顔がある。



「うん・・」



気にし過ぎか・・・・。



課題で渡されたプリントを机の上に出して、勉強を開始した。






―――――――――――――――



「違うよ実来ちゃん・・・ここはこうだよ??」


「あ~・・ごめん・・そうだったね」


「しっかりね、実来ちゃん」


「うん・・・ごめん」




私が同じ所で間違っても、優しく教えてくれる爽君。



だけどそんな爽君が・・・勉強開始して1時間くらいの時に・・・変わった。








< 239 / 328 >

この作品をシェア

pagetop