Dear俺様教師【完】
「うわぁ・・広い・・」
部屋の真ん中にはグランドピアノがあって、とてもシンプルな部屋。
「爽君って、ピアノも弾けるんだぁ・・すごいね」
「まぁね・・僕は、何でも出来るから」
ん??何か今の発言おかしくなかった??
「さ、さっそく始めようか??」
だけど、そこには変わらない笑顔がある。
「うん・・」
気にし過ぎか・・・・。
課題で渡されたプリントを机の上に出して、勉強を開始した。
―――――――――――――――
「違うよ実来ちゃん・・・ここはこうだよ??」
「あ~・・ごめん・・そうだったね」
「しっかりね、実来ちゃん」
「うん・・・ごめん」
私が同じ所で間違っても、優しく教えてくれる爽君。
だけどそんな爽君が・・・勉強開始して1時間くらいの時に・・・変わった。