Dear俺様教師【完】





勉強開始して1時間が経った。




「フゥ・・・ちょっと疲れたね実来ちゃん」


「ごめんね・・・私、本当にバカだよね??」


「ゆっくりでいいんじゃない??勉強ってさ、急いでも何も得じゃないしね」


「爽君は頭がいいから羨ましいよ・・」


「・・・・・・・・・当たり前じゃん」


「え??・・・・・爽・・君??」





さっき、ピアノの事を聞いた時と同じ反応だった。


ちょっと低めの声。


顔は、不敵な笑み。


誰かを見てるみたいだ。






「俺を誰だと思ってるわけ??」






え・・・・・・??


お、俺・・??




「爽君・・??」


「さて、少し休憩だ。遊ぼうぜ??・・実来」





ええええええええ?!呼び捨てぇぇぇ!!


なんか人格違うよ?!


どうなってんの?!








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