「へぇ…なるほどねぇ、女の子がねぇ…。」


「意外だなぁ、涼が…ふーん…。」


「うんうん、つくづく意外。あの涼が…」


「告られるタイプの涼が…へぇ〜」



…………。


一通り話したが、皆ニヤニヤしてる。


意味が分からない、なんだコイツ等、気持ち悪い。




「なんだよ気持ち悪ぃな。」



「いやぁ、意外すぎて…」



明がデヘヘ、と笑う。


こんな笑い方が出来るのは漫画の登場人物だけだと思っていた。



「お前らに話した俺が馬鹿だった。今のはなかったことにしてくれ。」


「いやいやいや、せっかく聞いちゃったんだし…ねぇ。」


「『ねぇ。』じゃねぇよ馬鹿野郎。一回死んどくか明?」


「いやぁだー!!超可愛い女の子抱くまでは死なないもん!!」



マサが笑い出し、皆もつられて笑い出す。



「…はぁ……。」


掴んでいた明の胸倉を離し、溜息をつく。



最近溜息の数が増えた。



皆の笑いがだんだん静まっていき、一番最初に笑いを止めたシュンが口を開いた。




「ふぅ…。あのなぁ涼、それはな、








恋だ。」


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