―――――――――――――
―――――――


「着いた…」


「お邪魔しまーす!」



藍希が嬉しそうに中に入る。


「わぁ、キレイにしてあるね…」


「そう?あんまり動かさないからね…」


藍希はリビングをきょろきょろと見渡して、



俺が朝食べていったカップ麺を見て苦笑した。


「…お掃除しに来るからちゃんと食べないと。」



「面倒くさくてさ…」


今度はこっちが苦笑してしまう。



「将来一緒に住むようになったらちゃんと作ってあげるね♪」


「うん、ありがと。」








将来、か……


< 36 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop