一番星
「泉ー!
年下くんの偵察行って来てー」
そう言って授業が終わるなり頭を下げる和音。
「いいよ。
っと聖ちゃん!
私今日偵察いくことなった~」
和音に返事をして聖ちゃんに話し掛ける。
球技大会の翌日から聖ちゃんと一緒に帰るのが日課。
一緒に帰ろうとか約束してるわけじゃないけどね。
「俺靴箱で待ってる。」
・・・・・・待っててくれるんだ。
今の私はほんの些細な事でも嬉しく感じる。
「ありがとっっ
行ってくる!」
聖ちゃんを長く待たせないため私は急いだ。
和音の好きな人『年下くん』の教室【1―F】の前まで来たとき誰かにぶつかった馬鹿な私。
慌てて起き上がり相手の顔を見ると一回だけ見たことのある『年下くん』だった。
偵察のつもりだったけど話すチャンスだよね。
これは。
でも何から話せばいいか分からなくてあたふたしてると『井垣先輩の彼女さん!』って言われた。
「・・・聖ちゃんの知り合い!?
っていうか彼女じゃないのよ私。」
「えぇ!?
手繋いで帰ってたじゃないっすか!」
見られてたんだ・・・
そうですよー
手を繋いじゃったりしてますー。
年下くんの偵察行って来てー」
そう言って授業が終わるなり頭を下げる和音。
「いいよ。
っと聖ちゃん!
私今日偵察いくことなった~」
和音に返事をして聖ちゃんに話し掛ける。
球技大会の翌日から聖ちゃんと一緒に帰るのが日課。
一緒に帰ろうとか約束してるわけじゃないけどね。
「俺靴箱で待ってる。」
・・・・・・待っててくれるんだ。
今の私はほんの些細な事でも嬉しく感じる。
「ありがとっっ
行ってくる!」
聖ちゃんを長く待たせないため私は急いだ。
和音の好きな人『年下くん』の教室【1―F】の前まで来たとき誰かにぶつかった馬鹿な私。
慌てて起き上がり相手の顔を見ると一回だけ見たことのある『年下くん』だった。
偵察のつもりだったけど話すチャンスだよね。
これは。
でも何から話せばいいか分からなくてあたふたしてると『井垣先輩の彼女さん!』って言われた。
「・・・聖ちゃんの知り合い!?
っていうか彼女じゃないのよ私。」
「えぇ!?
手繋いで帰ってたじゃないっすか!」
見られてたんだ・・・
そうですよー
手を繋いじゃったりしてますー。