桜龍学園

恵「このチームのバックに中崎組がいるのは知ってる?

中崎組は僕と健が総長になる前から黄虎についていた……。

…僕らは…薬の売買などを無理やりやらされてるんだ…。

『従わないと黄虎がどうなるかわかってるよな』って脅されてね…。


僕らのチームのメンバーは薬をやっておかしくなった奴もいる…。

そしてそいつらが強姦したり犯罪を犯していく…

最低なチームと思う…


けど良い奴もいるんだ…。

こんな僕らを慕ってくれてる奴が…。

だから僕らがチーム解散なんて言えない。

中崎組に何されるか分からない。

だって薬を売った金の利益が少なくなるからね。


悪い事だと思うけど、どうしようも出来ないんだ…。」


あたしは、中崎組が許せなくなった。


…健と恵はとても良い総長だと思う。


彼らが仕切るチームは本当ならとても良いチームになったはずだ。


それなのに彼らを苦しめ、犯罪に手を出させる中崎組に…とてもむかついた。



「……よっしゃぁあああ!!!」


健「!?ななななななな何だよ姫……」

恵「どうしたの?とうとう壊れた…?」



「違うわッ!!健どもりすぎだし!!恵!“とうとう”壊れたって何さ!!失礼だよ!」



恵「………ごめんね?(笑)
で、どうしたの?」



「………まぁいいとしよう。

あのねー。あたし中崎組どーーーッしても許せないの。


だ か ら !!



ちょっと何とかしちゃいますかいッ!!って思ってー♪」



健「無理だろ。」


「あたしに不可能はないッ!





っつー事で、はい。手首の縄とってー。じゃないとあたしキレるよー。(棒読み)

はい。3 2 1」


健「は?縄……。あァ、しょーがねぇなァ。ほどいてやるよ。」



「よっしゃ!!んじゃあー。ちょっと手合わせ願いまーす♪」



健恵『……は?』


「だからー!中崎組行くんだから!手合わせ!」


と言って舞姫は構える。





が。



< 96 / 228 >

この作品をシェア

pagetop