モデル…DEBUT!? 俺様王子と私様王女。





がらっ


そんなことを考えていると

私の後ろでドアが開く音がした。


「「きゃーーー!!!」」


それと同時に女子達の叫び声が…

だーーーーっ
もう…だから耳痛いって…


「みんな、おはよう。」


「「おはよー哲くん」」

哲!!?


私はバッと後ろに振り向いた。


案の定、哲がいた。(←いや、当たり前じゃん…)

「どうしたの?」


哲…いや、王子はまさに王子スマイルできいてきた。

「あ、いやなんでもないです。すみません」

私は何故かあやまった。

「くすっ…なんであやまんの?」


王子はまたもや王子スマイルで(←しつこい;)にこっと笑った。


あー

もう、いまのスマイルで女子が3人倒れたし…



王子は自分の席のほうへいった。




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