遊びと恋愛の違いってなんですか?
たったそれだけで
オジサンは
凄く変わった

黒く焼けた肌に
スキニーの黒い
パンツと

白いベースに
胸元に
大きく四角く
プリントの絵が
付いている

ありふれた
パターンンの
Tシャツだが

最近買った
物のようなので
まあまあオシャレだ

立ち上がり
サンダルでなく
普通にスニーカーを
履いた

しかも赤い
スニーカーだ

正利は
自分が履いたら
絶対に
似合わないであろう

赤いスニーカーを
オジサンが
かっこよく
履きこなす姿を見て

少しショックを受けた
正利だった

オジサンは
軽トラックで
出かけるといった
感じで
鍵を手に持っていた

正利は
軽トラックで
お出かけするのは
格好悪いので

「俺のレンタカーで
行きましょう」

そう言うと

オジサンは
「嫌だよ
レンタカーじゃ
格好悪いだろ」

そう言われてしまった
正利は
諦めて
軽トラックに
乗ることを覚悟した

玄関先で靴を履き
格子戸を閉め
軽トラックの
助手席側に周り

鍵が開くのを
待っていると

オジサンに
「お前まさか
軽トラックで
行くつもりか」

そういうと
家の奥に納屋があり
駐車場にしてあった

これで行くぞと
オジサンは
ボンネットを
ポンポンと無言で
叩いた

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