好きな人は暴走族
勉強会
「ただいまぁー!!」

「「「「おかえりなせい!!!!紗枝さん!!!」」」」

家に居る組の者が一斉にあたしにむかって挨拶をした。

「皆ただいまぁ♪♪」

あたしはニコッと笑った。

「紗枝さん!後ろの方は」

「あ!龍騎。あたしの彼氏だから。今日は勉強会するから邪魔しないでね?」

「分かりやした。晩御飯はどうなさいますか」

「龍騎食べてく?」

「え、俺はどっちでもいいよ」
「じゃあ皆で食べよう!久しぶりにお父さん達も居ないし。もちろん龍騎もね!」

「あぁ」

龍騎はそう言って微笑んだ。


それからあたしの部屋に上がって勉強を始めた。
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