君があたしにくれたもの

太陽みたいな笑顔

電車はたったの1両だったけど、ほとんど人は乗っていなくて、とても静かだった。
彩夏達は喋りながら、座席の一番端に座った。
「あ、体調悪いんすよね??すいません。べらべらしゃべってしもて」
彼は申し訳なさそうに謝ってきた。
確かに、まだ少し頭が痛いし気分も悪いが、喋って気を紛らわせた方が楽だった。
「大丈夫。喋ってた方が楽やから」
「ほんますか?」
まだ彼は心配そうにしていた。
あたしまだそんなにダルそうな顔してんのかな?
「ほんま大丈夫やって(笑)!」
あたしはさっきより大袈裟に元気に振る舞って見せた。
「…。気分悪かったらゆうてくださいよ?」
「わかった(笑)」
彩夏が答えると彼は少し表情を緩ませた。




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