【短】涙が出るほど好きだった




そう、あたしは負けない。



だから…




「たまには…待っててもいいよね。」




玄関にちょこんと座った。

寒いからコートも着て。

マフラーもして、待つ。












―…ちょうど、1時間がたったころだった。


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