私とあなた

戸惑い

彼は、同級生の男の子で、学年の中でもかなり人気の人だった。


バスケットをしている人で、身長も高く目鼻立ちもはっきりしていて、私には疎遠の人だった...。


しかし、そんな憧れの彼から呼び出されれば、意味も考えずに会う事にした。


塾が終わり、私は約束の小学校の裏庭に入っていった。


彼と彼の友達がいたけれど、私の存在に気づくと、友達達は違う場所へと行ってしまった。


2人きりになった。

なんだか緊張した。

彼も緊張していた。


でもこの緊張感が私には心地よかった...。
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