あたしの彼氏は先生
「やっぱここが一番だぁ」

空が一番綺麗に見れる場所。

音楽室前の廊下は滅多に人が通らないしここがこんなに良い場所”だなんてきっと誰も知らないだろう。



だからこの場所は私の特等席。


誰にも邪魔されずゆっくりと時だけが流れてゆく…




今でも夢を見てるみたい…
先生があたしを好き”だなんて…




“あれ…?
やけに時計の針の音が近いような…?”


そう思った私は振り向いた。その先には…









「こんな時間なのにまだ空見てるつもりか?」


半笑いで馬鹿にしたような言い方をするのは…
ただ一人。









先生!!!????


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