君のとなり
一瞬、風の音さえも聞こえないくらいの静寂に包まれた。
相変わらずアタシの頭の中はパニック状態で。
だけど、理解はできてたみたいで、涙がポロポロと溢れ出した。
「……はい。アタシで、良ければ…」
そう返事すると、みんなからワーッと歓声が上がって。
悠ちゃんが立ち上がったと思えば、腕の中に収まってて。
まじ、緊張したー。ってホッとしたような声が可愛くて。
「悠ちゃん、すき。」
そう伝えれば、悠ちゃんの唇にアタシのそれは奪われて。