君のとなり
「ゆ、悠ちゃん……?」
今の状況がいまいち理解できなくて、アタシの頭は更にパニック状態。
ゆっくりと悠ちゃんの方へ歩みよると、ニコッとと笑ってくれた。
レッドカーペットの左右には、いつの間にか招待された人が並んでいた。
悠ちゃんはそっと片膝をつくと、アタシの手を取った。
「秋山心さん」
「は、はい!」
いつになく真面目な表情の悠ちゃんに、ドキドキしてしまう。
小さく深呼吸した悠ちゃんは、しっかりアタシの目を見て言ってくれた。
「結婚してください!」