君のとなり
「あ~、何か飲みたい気分だな。。」
悠ちゃんはメニューを見ながら呟いた。
「ここちゃん、何か飲む?」
「あ、アタシ飲めないの。悠ちゃん飲んで良いよ?」
そう言うと、悠ちゃんは首を振ってメニューから顔を覗かせた。
やばいっ……
かわいすぎるっ!!!!
ドキドキしながらも、悠ちゃんと会話を続けた。
「アタシも免許持ってるし、運転するよ?」
「いや、でもそれはやっぱり……ね」
最後まで遠慮していた悠ちゃんだったけど、アタシが勝手に注文すると、何度も謝りながら飲み始めた。
そんな悠ちゃんさえ愛しくて。