荊姫~第二章~
~ゼヌラ洞窟入り口~

「イェーイ!!とうとう洞窟に着いたぜぃ!!」

・・・テンション高けー

「煩い!!少しは黙ってよね!!」

ただでさえ洞窟は響くのに、あんたが騒いだら煩さ倍増じゃん!!

「そんな風に言わなくてもいいじゃんかよー、俺マジで泣くぞ(泣)」

そう言うと紫苑は泣く振りをした

「(無視)よし、行くかー」

こういうのは無視が一番手っ取り早いのよ!!

「無視って酷くね!?(泣)」

「泣くな!!さっさと付いてくる!!」

「「(・・・ご愁傷様)」」

こんなやり取りをしながら私達は洞窟に入っていった
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