荊姫~第二章~
「皆さんって面白いんですね」

ユキは微笑んだが

すぐに寂しそうな顔をした

紫宛と誄華はは不思議そうな顔をしていた

「………記憶が消える前の私が羨ましいです……こんな楽しい旅ができて、幸せだっと思います」

ユキがそう言うと

三人とも複雑そうな顔をした

「……さ、さて、そろそろ『シェアル国』に行かないと日が暮れちまうぜ」

気まずい沈黙が降りたとき

紫苑が無理やり明るくしようと

ハイテンションで言った
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