処女上等!

『ちょ…秋穂…?』

佐知子が言った

猛の表情が怒りに満ちている

秋穂はグイグイと猛の胸に顔を埋めた

まるで何かの作業のような動きを繰り返し顔を上げた

そこには綺麗になった秋穂の口と汚くなった猛のシャツがあった

『お前…ホントに…』

猛が呆れて言葉を失う

『だって猛がナプキン使わせないから。』

秋穂がほっぺを膨らませて言った

『なぁ博也(ヒロヤ)?本当にこれが良いの?』

猛が振り返り一緒にいた友達に言った

『あぁ!最高じゃん』

女心をくすぐるようなハスキーボイスで博也が答えた



………
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