処女上等!

次の日

猛は愛美を屋上に呼んでいた

別れを告げるためだ

何も知らない愛美が屋上に姿を現した

『ごめん待った?』

愛美が笑顔で猛に近付く

『いや…』

猛が言った

その暗い雰囲気に愛美はすぐに気付いた

悲しい女の直感だ

『あの…その…』

言い出しにくそうに猛が言葉を選ぶ

『良いよ。』

愛美が言った

『え…?』

まだ何も言ってない猛は驚きの表情を浮かべる

『別れるんでしょ?』

『う…うん』



………
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