処女上等!

愛美はサラッと言って退けた

まるで挨拶を交わすように軽く

『何も聞かないんだ?』

猛が言った

『解ってたもん。キスやHだけじゃなくて手も繋いでくれなかったら気持ちが無いことくらい解るよ。』

愛美が笑う

それが強がりだと猛も解った

『ごめん…』

『謝らないでよ。虚しくなるから…早く行って!』

愛美は振り返り空を見上げた

猛は愛美の背中に頭を下げて屋上を後にした

『は〜もっと早くあんな男に出会ってたらな…』

愛美はそう言って校門を走り抜ける猛を指で追い掛けた



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