雨に恋した華
一瞬、何が起こったのかわからなかったけど…


すぐに状況を把握出来たあたしは、どうすればいいのかわからなくなってその場で立ち尽くしてしまった。


どうして……?


声にならない疑問を、心の中で何度も繰り返す。


もう、本当に嫌われちゃったのかな……?


どうしてもそんな風にしか思えないせいで、インターホンを押す勇気は湧かない。


何も言わずに部屋の中に入ってしまった虹希さんの事を黙って見ている事しか出来なかった自分が、すごく情けなく感じた。


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