グリンダムの王族
カインの後宮は王のそれとは違い、城内に存在しているようだった。
辿り着いた先は居館の中の一室だった。
平民出とはいえ、一度正式に王の妃として迎えられた身分なので、王弟の部屋からあまり遠くない部屋を用意されていた。
リズはただ促されるまま、その部屋にまで連れて来られた。
その部屋は、王の後宮で与えられていた部屋と同じくらい立派な部屋だった。
部屋に着いたリズに、サマンサは説明を始めた。
「ここがこれからリズ様が生活して頂く部屋となります。
カイン様には初めてのお妃様となりますので、明日より午前中は一般教養を学んで頂き、午後は、礼儀作法、ダンスなどを勉強して頂きます。
朝は侍女が声をかけに参りますので、ご心配なくお休み下さい。
なおカイン様のお部屋でお休みになる際は、侍女に事前にその旨伝えて頂けるようお願いいたします」
そこまで言って、「何かありましたら、いつでも私か、または部屋の侍女にお申し付け下さい」と、頭を下げた。
リズはただ「はい、、、」と返事をした。そう言うしかない雰囲気だった。
サマンサは了解してもらったと理解し、「では、今夜はカイン様の方からこちらにおいでになりますので、お支度させて頂きます」と言って自分の後ろに居る侍女達に目配せした。
”今夜はカイン様の方からこちらにおいでになりますので”
リズはその言葉に目の前が真っ暗になったような気がした。
辿り着いた先は居館の中の一室だった。
平民出とはいえ、一度正式に王の妃として迎えられた身分なので、王弟の部屋からあまり遠くない部屋を用意されていた。
リズはただ促されるまま、その部屋にまで連れて来られた。
その部屋は、王の後宮で与えられていた部屋と同じくらい立派な部屋だった。
部屋に着いたリズに、サマンサは説明を始めた。
「ここがこれからリズ様が生活して頂く部屋となります。
カイン様には初めてのお妃様となりますので、明日より午前中は一般教養を学んで頂き、午後は、礼儀作法、ダンスなどを勉強して頂きます。
朝は侍女が声をかけに参りますので、ご心配なくお休み下さい。
なおカイン様のお部屋でお休みになる際は、侍女に事前にその旨伝えて頂けるようお願いいたします」
そこまで言って、「何かありましたら、いつでも私か、または部屋の侍女にお申し付け下さい」と、頭を下げた。
リズはただ「はい、、、」と返事をした。そう言うしかない雰囲気だった。
サマンサは了解してもらったと理解し、「では、今夜はカイン様の方からこちらにおいでになりますので、お支度させて頂きます」と言って自分の後ろに居る侍女達に目配せした。
”今夜はカイン様の方からこちらにおいでになりますので”
リズはその言葉に目の前が真っ暗になったような気がした。