4人4色。
「今日はハードだったからね―。」


「あー、ちーこのこと?」


「まーあね。」


「べつに雅が気にすることじゃないじゃない。
美羽ちゃんにはもちろん言わないんでしょ?ちーこが美羽ちゃんをさけること。」


「いわないよ。
いわなくてもいずれ分かることだし。」


そういってうーんと背伸びをした。


「まあそうだけど。
てゆうか、ちょっと安心したわ。」


「え、なんで?」


「雅、わたしが昨日言ったこと気にしてんのかなっと思って。
ほらあんたらが付き合ってるってやつ。」


そういわれて少しギクッとしたけどべつに気にしてないよ、と呟いた。


「ならいいんだけどあんたら幼なじみなんか変わってるから。
ちょっと首つっこみすぎたかなっと思って。」
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