何もない私の青春生活

帰り道

下駄箱で香奈を待って15分。
香奈はまだ来ない。


まさかもう帰っちゃった?
と心配し始めた所で香奈が走ってきた



「みかぁ!ごめんごめんっ
待った??
ちょっとクラスの子と話してたんだぁ♪」

明るくて社交的な香奈は
もう友達ができたようだ。


「そんなに待ってないよ。さっき来たとこ。」

「そっかぁ!よかったぁ!」

香奈は胸を撫で下ろした。


「香奈、もう友達できたの?
私は全然ダメだ↓今日一言もしゃべってないし。」

私は少し深刻そうに言った。


「まぢでーそれヤバいよ!
ちょっとは話そうよ!笑
まぁ、今日は初日だしね〜!明日からが勝負っしょ☆」

香奈はあっけらかんと笑いながら言った。

つられて私も笑って
「そうだね」
と言った。
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