ー親愛―




先生の部屋から出た私は ただ、このなんとも言えない感情のやり場に困り 壁を蹴った




クソッ! そんなに『大丈夫』って言うなら、なんでもやってやるよ。




自分がここまで 何かに憤りのようなモノを感じているのが 珍しかった




最近の私は 少し変だ




それも あの刺青男に出会ってからだ…




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