【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~2~




あたしはその場で座り込んだ。




「ごめんね、大丈夫?って…莉紅ちゃん?」




「………仁、君?」




あたしは顔を上げた。




「大丈夫…?」




仁君はあたしの前にしゃがみ込み顔を覗き込む。



「………ヒック…うん…」



あたしは頷いて涙を拭った。




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