愛してる。じゃ足りない
アイツは俺を見てた。
でも俺は、違う女と毎日遊んでて
そんなくだらない生活を
アイツはどんなおもいで見てたんだ。
俺は窓からグラウンドを見下ろす。
そしてわけもなく君を探した。
----がらッッッ
教室のドアが開く。
「茜・・・・?」
「あれ?何してんの光多??」
うわ・・・光多だって・・・////
まだむずがゆい響きに耳がほてる。
そんな俺をみて頬を緩める彼女。
「・・・?なにか俺おかしい??」
「べぇつにぃ~」
意味ありげなその笑みは俺の心をくすぐった。
