不思議の国のアイツ -暴走族総長純情伝-
「あれ・・・見当たらないね。」
「・・・そうだね。」
鳥井さくらと山田美咲のちょっと焦った表情。
「・・・もういいよ。よく考えたら、何時までもいるとは限らないんだし。もう帰ったんじゃないの?せっかく来たんだから、ケーキを食べようよ。」
私は、みんなに提案する。
「そうだよ。」
マイもメニューから目を外さずに言う。
「そうだね。」
私達は、それから、注文をして5人で楽しくケーキを食べた。