闇孤児院
...1+
「ごめんなさい・・。
ごめんなさい・・。」
謝り続けた。
「お願いします。許してください」
「うるさい子ねえ!邪魔だから
外で寝ろって言ってんの!」
そういうと女は少女にむかって
笑みをうかべた。
「汚い・・せっかくうちで面倒
みてんだからもっと働きなさい!!!!
あ~っ嫌ねぇ。
働かない奴に飯はないからね!!」
そういうと勢いよく戸をしめた。
今日はどこで寝ようかな、明日も
早いからあんまり寝れないなあ。
ポタ・・ポタ
・・雨?
明日びしょびしょで仕事いたらお母様に
汚いってゆわれるかな?
あ・・お母様じゃなくて奥様ってゆわないと
いけないんだった・・。
少女は小さくしゃがみこんだ・・
ふと前を見るとこのまえの死神さんが
立っていた。