【短】隣のお兄ちゃんと私
俺たちは今やっと恋人になれた。
会えなかったブランクがあったからこそ、恋人らしくなれたのかもしれない。もし、あのまま隣のお兄ちゃんというポジションだったら、手を出しにくくてかなわない。
奈美の受験が終われば、好きなだけ遊ぶこともできるだろう。
だが、その前にやらなきゃならないことがある。
「よう!久しぶりだな!」
軽い感じで声をかけてくるのは、あのキスの相手、俺の悪友の阿久津智明だった。
俺はにこにこ笑い、奴を出迎える。
「よう」
その笑顔に、何か感じたのか。奴は一瞬固まった後、ダッシュでUターンした。
逃がすかっ!!
奴にはたっぷり報復しといた。「俺のおかげで奈美ちゃんも気持ち自覚したんだろー!!」なんてふざけたことを言っていたので、今度は奴の恥ずかしい話を奴の彼女に暴露してやると決意した。
会えなかったブランクがあったからこそ、恋人らしくなれたのかもしれない。もし、あのまま隣のお兄ちゃんというポジションだったら、手を出しにくくてかなわない。
奈美の受験が終われば、好きなだけ遊ぶこともできるだろう。
だが、その前にやらなきゃならないことがある。
「よう!久しぶりだな!」
軽い感じで声をかけてくるのは、あのキスの相手、俺の悪友の阿久津智明だった。
俺はにこにこ笑い、奴を出迎える。
「よう」
その笑顔に、何か感じたのか。奴は一瞬固まった後、ダッシュでUターンした。
逃がすかっ!!
奴にはたっぷり報復しといた。「俺のおかげで奈美ちゃんも気持ち自覚したんだろー!!」なんてふざけたことを言っていたので、今度は奴の恥ずかしい話を奴の彼女に暴露してやると決意した。