いつまでも


次々に話している女の中の1人がある女子を指差して言った
いやいや、ちがうだろ冬本かんけーねーし。

(ああ~、確かにありえるよね李架でしょ?)


(あの地味でまぢめちゃんぶってる?)

はっ?

(そうそう、何かおとなしすぎてキモィよね)


(なんか、最近つばさくんとよく話してるし)

んだと!!?


(ほんと、ずうずうしい女~この世から居なくなっちゃえばいいのに~)


この女どもさっきから黙って聞いてればすきかって冬本の悪口ばっか言いやがって!

俺が文句を言おうとした瞬間っ


「ちょっとあんた達、いい加減にしてよ!!」

先に口を開いたのは冬本だった


「こそこそ、私の悪口言って!文句があるなら直接いいなさいよ!!」

悪口を言っていた女どもが、戸惑っている
しかし、そのメンバーの中の気が強そうな奴が前に出てきて・・・

「なによ、つばさ君にちょっと気に入られたから・・・って調子に乗ってんじゃないわよ!」

「調子に乗ってなんかない!あんただってつばさ君に口きいてもらえないからって、あたしに八つ当たりしないでよ!!」

俺のせいだったのかよ、この喧嘩;


「ちっ・・・覚えてなさいよ!冬本李架わたしたちに、逆らった事後悔しても知らないわよ」


「「お、おぼえてなさい!」」

気の強い女とその仲間達?みたいなのはそう言って教室を出て行った。







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