いつまでも


「お兄さんどこまで行けばいいですか?」



肩を貸しながら聞いた





「検査室までお願いできる?」



検査室までってあたしと同じだ。



「同じ!あたしも検査室行く途中だったのw」



「そうなんだ、よかったじゃあ遠慮せずに一緒に行ってもらえるね」




「あ、そういえばお兄さんいろいろ怪我してるみたいだけど何でそんなになっちゃったの?」



「ああ、これね;まあちょっとした事故にあっちゃってさ」




「えー、そうなの?実はあたしも事故にあっちゃって;ずいぶん軽い怪我ですんだから、よかったんだけど^^」



「よかったね」



「うん♪あ、ついたよ」




しゃべっているうちにあっというまに検査室前についてしまった





ずいぶん時間がかかってしまったためか看護士さんが駆け寄ってきた。




「あ!2人とも検査時間すぎてますよ!」




「「すみません;」」


お兄さんとあたしは、はもりながら看護士さんに謝った



「しばらくしたら、お名前が呼ばれると思うのでご自分の名前が呼ばれましたら検査室に入ってくださいね?」


そういった、看護士さんの口調は怒っていた


「は、はい;」



「怒られちゃったな?w」


「そうだね・・・看護士さんこわっ・・・;」



「あ~、てか怒られたの俺のせいだよな・・・;まぢごめん」



「いいよ、手伝うって言ったのあたしからだし」



≪河野さーーん≫


「あれ誰か呼ばれてる」



「あ、俺だw」



≪河野さーーん、河野翼さーーーん、検査室までお越しください≫



か わ の つ ば さ?



「じゃあ、お先な♪」


聞いた事ある・・・・翼・・・・




翼の苗字って河野だよね?




さっきのお兄さんの名前も河野翼?!




えええええええええええ?!!










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