のりピーとの生活
アジア進出への足固め

明るさを取り戻したのりピー

のりピーが父親の死から明るさを取り戻したのを感じたのは平成元年の暮れぐらいだったと思います。曲が明るいのもあったんでしょうがやはり暗いのは彼女のイメージにはあっていません。やはり満面の笑みと明るいキャラクターが彼女の持ち味だと自分は当時は思いました。それと当時自分が彼女にとって気に入らないことがもう一つありました。それは髪の毛が長いことです。ロングヘアーは彼女には合わない。やはりボーイッシュなショートヘアーが彼女にはお似合いだな、と考えていた人も少なくなかったと思います。
そんな彼女が伸ばしていた髪の毛をばっさり切ったのが平成2年の5月のことでした。でも髪の毛を切ったとは言えデビューした時のようなキャピキャピ感はなく大人の雰囲気をかもし出していました。この時の彼女は19歳。もう大人の雰囲気を出してもおかしくはないですね。
何か訳のわからないことを書いてしまいましたが、この時期はもうアイドル歌手なんて売れていなかった時代。光ゲンジも少年隊も男闘呼組も苦戦していました。アイドル四天王もそこそこ苦戦していたかも知れないですね。逆にバンドはどんどんブレークし、まさしくバンドブームの歌謡界でした。可愛さやカッコよさ重視の傾向からいい曲を求める傾向に需要が変わってきたのかも知れませんね。この時期から事務所はアジア進出を考えていたのかも知れないですね。
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