純情BABY
翌日、そろそろ学校へ行かなきゃいけない時間に私は、テンションがた落ちだった。




「はぁ……学校行きたくないよ〜」




姿見の前に立つ自分を見てはそう呟いて、そしてため息の繰り返し。




何度も繰り返して、いい加減諦めなくちゃと、ようやく家を出て学校へと向かった。






「おはよう」





教室へ入って、席に座ってケータイを弄っていた亜弥に声をかけた。




『おは……美鈴!?何その格好っ!!』




ケータイから一度視線を私に移して、またケータイへ視線を戻した亜弥が、すごい勢いで私を見た。





2度見するほど驚かないでよ。余計凹むじゃんか。





そう言いたいのを我慢して、昨日渋谷に教えられた通りに言った。




「イメチェン。渋谷くんに釣り合う女の子になりたくて」




言ってて鳥肌がが立つ。





私そんな事言うキャラじゃないっつうの!





< 35 / 109 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop