レンアイ思想

「・・・怒ってるの?」



アキラ君の質問に、私は1回頷いた。



「何で?」



アキラ君が私の顔を覗き込む。





・・・何で?



こっちが何で?ですよ!!


ナス!!




あんなに頑張ったのに・・・


やっと伝えられたと思ったのに・・・!!



キレーッに流しやがってこの・・・もやし男!!




アキラ君が少し戸惑った表情を浮かべる。




何でそんな顔すんのさ・・・。








< 108 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop