レンアイ思想
バタンッ!!
私は急いで車に乗り込み、エンジンをかけた。
アキラ君が、運転席の横の窓を、コンコンと叩く。
口をパクパクしてるから、何か言っているようだ。
私は、仕方なく窓を開けた。
「・・・・何?」
「アヤさん、ホントに運転できるの?危ないって。絶対」
「酔ってないって言ってんでしょ」
「じゃあ、なんでそんなに不機嫌なの?」
私は、アキラ君を睨み上げた。
アキラ君が、少し目を見開いた。
ため息が出た。涙も。
「アキラ君・・・あのさー・・・」
「・・・何??」
「村上に全部聞いた」