レンアイ思想
「何しやがる・・・」
恨めしそうにこっちを睨んでくる男。
こっちのセリフだよ!!
「お前が寂しそうだったから、声かけてやったんだろ?!」
「ハァ?!何言って・・・うわっキモい!キモいよアンタ!!」
私は男のセリフに鳥肌が立った。
何言い出すかと思ったら・・・。
寂しそうとか、大きなお世話。
相変わらず、顔がフードでよく見えない。
でも、なんとなく・・・誰かが分かった。
声で。
「何か用?ミノル・・・」