あいらぶゆー2
よく分からない気持ちのまま


オレは…


亜沙美の柔らかい唇を、そのまま受け入れた…。


そっと…触れたかと思うと、亜沙美は唇を離し、オレの顔を、泣きそうな顔で見つめる。


『何で…よけないの?本当に…いいの?』


『…オレが…好き?遊びで言ってんの?』


近くにある亜沙美の顔に張り付いた髪を、指でのけながらそっと囁く。


『あ…遊びじゃないよ。ずっと…ずっと好きだったの。


愛斗がやめろっていうなら…。私、もう夜遊びもしない…』


亜沙美は震える手でオレの首に腕を回す。


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