あいらぶゆー2
オマエが言うな!


私がツッコミ入れる前に、愛斗が廉太郎の頭を叩いた。


「テメェが言えたツラかよ!


みう、久しぶりにしては確かにあんまり年とってね~よな。童顔だからか?それでも昔より多少は色気出たんじゃね?」


「愛斗くん相変わらず言うよね…。まぁいいけど。それにしても、お店の方は上手くいってる?」

「あぁ。お陰様で」


愛斗はみうに笑いかけると、タバコを手に取った。


「ちょっと!愛斗くん、まだタバコ吸ってたんだ。身体に良くないよ?」


「わあってるよ…ったく相変わらずうるせー女だな。オマエやっぱりまだ男いねーだろ」


「何それ。感じ悪い~っ!私だって彼氏の一人や二人…」


みうがムキになって、愛斗に突っかかる。


何かこの騒がしい光景さえも、懐かしくて…ホッとする。
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