あいらぶゆー2
「…ま、愛斗…。私もう待てないよ。お願い早く」


「もう…後戻りできないぜ。本当に、いい?」


「…うん」


ドキドキしながら頷くと、愛斗はにっこり笑う。


…え?


普段あんまり見ない笑顔なだけに


ちょっと拍子抜けしちゃう。


愛斗は私の背中に腕を回すと、私に優しくキスをした。


「…ん」


初めは優しく、次第に荒っぽくなるキスは


私がずっと憧れていた人との…素敵なキスだった。


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