あいらぶゆー2
こういう、仕事の合間にする一服がまた格別…。


「愛斗、今お兄ちゃん帰って来てるんだ。明日辺りうち来ない?」


「へぇ~。優羽吾、帰って来てんだ?最近連絡くれねーからなアイツ。…気が向いたら行くわ」


「うん。それと…。私、昨日入学式の手伝いで学校行ったら…みうさんに会ったよ」


「あぁ…あいつ、今学校のセンセやってて、最近こっちに転勤になったみたいだからな。…ん?


入学式の手伝い…?へ?何で、オマエがうちの母校の手伝いしに来てんだよ」


亜沙美は何か言いたげにオレを見る。


そして、呆れた顔をして笑った。


「…やっぱり、気付いてなかったんだ。じゃあ、説明要らずだね」


少しふてくされた顔して、髪に手をやる。


気付いてないって、何だよ…。


…あれ


そう言えば…。
< 70 / 582 >

この作品をシェア

pagetop