あめだま


「怒ってねー。」


彼はむすっとした表情で顔を反らした。


なによ…。




「お前は、わ…笑ってるほうが、…かわ…、ましなんだから!だから、その…笑ってろ。」


「…//ま、ましってなによ…。」




彼はいまだむすっとしながら、さらにそっぽを向く。


今にも窓を閉めちゃうんじゃないのか…。




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