宝石の封印
「レン…イザナ…」



そう呼ばれた途端
体がふわりと浮く




「アザナ!!」





あたしはアザナに
手を延ばす






「一緒に帰ろう!!
迎えにきたよ…」







レンは悲しげに
イザナを見つめる






「イザナ…………
私の大切な妹……」



アザナはイザナを
抱きしめる







「アザナ…」



イザナもアザナを
抱きしめる








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