王子様はイジワル転校生!
落ち込んでる時って、得に自分が自分が……って責めちゃったりする…。


1週間前と全く状況は違うけど、私も自分を凄く責めた。


でも……



「よしっ!!」



キャプテン、入ってもいいって言ってたし…!


出ていけ、とか言われるかもしれないけど…。



私は一息吐いて、サッカー部の部室に向かって歩きだした。


どんどんどんどん緊張で心臓がまた、早くなってくる…。



すると、ガチャッと少し先のドアがゆっくり開いた。


身体がビクッ!と跳ね、思わず立ち止まってしまう……


でも



「…く・工藤君…!」



俯きながらゆっくり出てきた、グレーのジャージ姿の工藤君に思い切って声をかけた。


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